トラックのガラスには紫外線カット・UVカットは入っていますか?
紫外線の恐怖・デメリット
トラックに乗っていれば、大なり、小なり日光・紫外線にさらされる時間は長くなります。
こちらは、有名な写真なのでご存知の方も多いと思いますが、↓
69歳のトラック運転手が28年間、トラックの左側(左ハンドル)の窓から差し込む紫外線を浴び続けた結果、顔の左側の老化が進んだものです。
実はシミ、しわ、たるみなどの肌の老化現象は加齢によるものは2割程度しかなく、8割は紫外線によるものと言われいるんです。
つまり、紫外線・UVをカットする事は老化を圧倒的に防ぐことができるんです。
では、果たして大型トラックや中型トラック、小型トラック等のフロントガラスには紫外線・UVカット機能はついているのでしょうか?
最近の国産車のフロントガラスには約99%の紫外線カット、UVカットの機能が標準でついていますが、、、↓
(これは法律で定められた合わせガラス構造によるものです)
ただ、トラックのフロントガラスを見てみると、、、、こういった『UV』の表記がありません。
直接、トラックメーカー大手の日野、フソウ、イスズと電話確認してみると、、、なんと、、、
「現行トラックにはUVカット加工なし」「UV設定はない」とのことです。
なぜ、トラックにはUVカット機能がついていないのか?
多くの業界関係者によれば、「UVカット仕様にすると特に高くなるわけではない」との声が多く、ガラス単体の追加コストはほとんどないという意外な答え。それなのに、こういったトラック車種にはUVカットがいまだに標準装備ではついていない。
特に女性ドライバーの場合って、『年収を上げたい』っていう気持ちと同等なくらい、『紫外線対策』って、敏感なわけで、、、
こういった全トラックのUV対策の標準化が進むだけで、女性ドライバーが増えて、運転手不足を解消の一助になるかもしれませんね。